ガンズ・アンド・ローゼズ/チャイニーズ・デモクラシー (画像リンク先Amazon)


チャイニーズ・デモクラシー(日本盤)Amazon
チャイニーズ・デモクラシー(裏ジャケ)
チャイニーズ・デモクラシー(UK輸入盤)Amazon

Chinese Democracy


01. Chinese Democracy
02. Shackler's Revenge
03. Better
04. Street Of Dreams
05. If The World
06. There Was A Time
07. Catcher N' The Rye

上記曲番同ページ内リンク

■Amazon
日本通常盤
初回限定SHM-CD
UK輸入盤
12インチアナログ盤
BOX SET(UK輸入盤 2008/12/15)

ジャケットの色合い(緑がかっている)、
右下ロゴの色合いが違う


08. Scraped
09. Riad N' The Bedouins
10. Sorry
11. I.R.S.
12. Madagascar
13. This I Love
14. Prostitute
チャイニーズ・デモクラシー(スリーブ) ブックレットの裏側にはShi Lifengによる「Red Star」2006年の作品が使われている。
チャイニーズ・デモクラシー 没ジャケット? HTGTH/stan1ey氏のトピック(2008/11/23)より/S
一部の中国のアーティスト(民主主義運動家とされるのが嫌な)は、アルバムのイラストに使うという 価値ある申し込みを断った。 「小さい頃、彼らの音楽を聞きました」と、北京ビジュアルアーティストChen Zhuo(HP)は語った。 GN'Rが、遊園地(毛沢東の頭がローラーコースターの近くにある)のように描かれた天安門広場の彼の絵を使うために 権利を買いたいと依頼した時、彼は「非常にうれしかった」。 それから、チェン氏はアルバムのタイトルソングの歌詞を見て、 彼の弁護士とパートナーと相談した後に、バンドの18,000ドルの申し込みを断った。 「我々は、中国のアーティストとして、政治リスクを考慮に入れなければなりません」と、30才は言う。
HOW ARE YOU GRENADE HOW ARE YOU? Tシャツでアルバムカバーのデザインが公開される
2009/3/22
参考

2009/6/22 Sandra Yagiの作品をアクセルが3点購入し、その内2点を限定版(現時点未発表)のアルバムで使用したことがYagiさんのブログで明かされる。 (参考
ROCK BAND DLC ROCK BANDのDLC(ダウンロードコンテンツ)に
2009/4/14
参考/ROCK BAND/HP

Shi Lifengによる作品「control No 6」(2008年)がジャケットに使われている。

アルバムについて Wikipedia-(W)


2006/1/13 アクセルのコメント(Cdjournal.com)
『Chinese Democracy』について「今年中には聴けるだろう。非常な複雑なレコードだ。 違うことにトライしている。クイーンのようなアレンジをしたりね。 “アクセルらしくない、GN'Rらしくない”という人もいるだろうけど、少なくとも何曲かは気に入るはずさ」

2008/9/5 スラッシュのコメント(VanityFair.de
「実を言うと、もう聴いたんだ。最初は公式にリリースされるまでは聴かないようにしようと思ってたんだけどね。けどどういうわけか俺のところに届いちまった。 車に乗ってる時、聴いてみようと決心した。ほんとに良かったよ。オリジナルのガンズ・アンド・ローゼズがやってきた事とは完全に違う音楽だし、 アクセルの巨大な告白状だよ。ついに皆がアクセルが今まで作りたがっていたものを目にするわけだ。ガンズ・アンド・ローゼズは 今までこんなレコードを作ろうとはしなかった。アクセルの(作曲家としての)大いなる才能の証明でもあるよな。 今や俺の心配は無くなったわけだ」

2008/12/12〜アクセルが突如複数のフォーラムに現れ、ファンのあらゆる質問に答える。

■発売日 2008年11月22日(土)(日本盤)
2006/12/14 アクセルがアルバム発売日(2007/3/6)についてコメント(VIBE/S)
2007/7/21 POWER ROCK TODAY情報、2007年11月26、25?とアクセルの独り言から出た日付。
2008/11 発売当時の状況-金融不安による不況突入、初の黒人大統領誕生、小室哲哉逮捕等。

■全14曲
2006/1/13 32曲を作業中、そのうちの26曲がほぼ完成しており、 アルバムには最終的に13曲が収録されるだろうとのこと。 「Better」「There Was a Time」「The Blues」といった曲をアクセルは気に入っている。
2007/7/21 57曲のマスタリングが完成中。

■プロデューサー、他
NIRVANAやコントラバンドを手がけたアンディ・ウォレス(Andy Wallace)がMIXを…(BARKS)
プロデューサー-John O'Mahoney ?(S-2007/2/14)
アクセル・ローズとカラム・コスタンゾ(S-2008/10/24)

■歌詞/Lyrics

■アルバムタイトルについて
「ほとんどありえないもの」(Player2010年3月号に増田勇一氏の解釈掲載)

■アルバムカバーについて
かつてファンが作ったカバーの、壁に書かれたGUNS N' ROSEの落書きとその前に置かれた自転車というアイデアがそのまま再構築されている。 デザインも中国を意識してか海賊版(ブートレッグ)のような作りになっている。

2008/12/12 カバーBとカバーCの残り2つのヴァージョンの存在をアクセルが認める。
「俺のお気に入りは"How Are You,Grenade"(こんにちは、手榴弾)カバーだ」(参考

■他

2006/10/31 ロン、フランクがアルバムの数曲に参加(ガンズ公式HPのデルのコラムから)
2007/1/7 Palms(HP)にて最後の歌入れ(M)
2007/2/22 公式HPにてデル・ジェイムズより報告。レコーディング完了、ミキシング中、発売日いまだ不明。
2007/4/8 Tsunami Entertainment(HP)がこれまで視聴(試聴)出来ていたYoutubeからガンズの映像、新曲関連を削除させ始める。
2008/6/18 antiquiet.comから9曲がリークされた。
2008/12/1 ロッキング・オン1月号発売。 合評&渾身のガンズ・ヒストリー・テキスト
2008/12/5 BURRN! 2009年01月号発売。徹底解剖。
2009/1/10 YOUNG GUITAR 2009年02月号発売。ロンとリチャードのインタビューを掲載。
PATTI HOOD/HPがゲスト出演、クリス・ピットマンつながり。

Oh My God (オー・マイ・ゴッド)

参考ページ
2006/6/28 ノルウェー、オスロでディジーがファン(Nytunz氏-HTGTH)に1999年とは別ヴァージョンを録音した、と語っている。

2007/7/13 Rhythm & Drums magazine 2007年8月号発売
表紙/ジョシュ・フリーズ。来日インタビュー、ジョシュを知る40枚の記事中に“OH MY GOD”が入っている。

−OMGがデモみたいに聴こえるのはなぜ?
「なぜならそういうことだからさ。その時だけ一緒にやってた、 ジミー・アイオヴィンが自分達のサントラを売りたがったためにそうしたんだ。 俺は良さそうな映画の一部分だけ見たんだ。 全体として遅れたというよりもむしろ、その時まだ準備できていなかったんだ。 俺は自分が見た"Daddy Can the Devil do Mommy and me?"というのにちょっと触発されて実験的な作品を書いたんだw」
(アクセル 2008/12/14 CD.COM Q&A)
chinese democracy single

chinese democracy single 4:41 version 英国限定おまけプロモ

1. Chinese Democracy (チャイニーズ・デモクラシー)

歌詞の中に法輪功(Falun Gong)が出てくる。

2006年のライブではこの曲の際、桂林らしき中国の風景の映像がスクリーンに映し出されていた。

2007/3/29 スタジオヴァージョンの一部(0:07)がリークされる。

YOUING GUITAR 2007年5月号にてフレットレス・ギターを使ったリックがこの曲で使われている、とロンが語る。 アルバム・タイトルトラックとコメントしている。
2007/5/4 スタジオヴァージョン(4:46)がリークされた。イントロに中国語の会話音。
2007/5/26 逆回転させるとメッセージ?(
Y)
2007年公開の映画「3:10 to Yuma」のサントラの8曲目に「Chinese Democracy」という同名異曲が収録されている。 作曲はMarco Beltrami。

映画「クンドゥン」に触発された曲。(S

2008/11/9 iTunesでシングルリリース

「『あれ(チャイデモ)は僕の帽子についてる変な羽だよ』笑いながらフリースは言う。 『10年後、8人の違うライターがその曲にかかわっていることを知るのはやぶさかではない、しかしそれはそんなに複雑にはなっていなかったし、酷くもなってなかった。』 『彼らはイントロを長くしたと思う。』『僕はすぐにそんなものは切ってしまう。 あれは僕が引き受けていた、“ギターヒーロ”にぴったりな、ビッグなリフのある単純でまぬけなロックソングだよ』」フリースのインタビュー(S)

3. Better (ベター)

アクセルお気に入りの歌
2006/2/16ブツ切りリーク→2/24フルバージョンリーク(4:56)/インストもリークされた。

「ロビン・フィンクによってまとめられた」アクセル(2006/7/2 オランダ)

Harley-DavidsonのCMに勝手に使われ、翌日削除。(
HP/S-2006/10/20)

2007/2/10 先月、機材を借りて、NYでレコーディングするロン(S)
「“Better”でバックグラウンド・リズム・ギターをちょっとやってみた。 それが最終ミックスで使われるかどうかわからないけど」ロン(2/28-gnrsource.comに語る)

2007/2/20 リーク(5:10)(Idolatorにて配信→翌日削除された。)。
ハーレーのCMで使われた物と同じ。ロン、ディジーともに最終バージョンではないとコメント。(VIBE)

2007/5/30 この2、3日中にレコード会社からQ94.5Rocks.、他に提供された公式音源(Radio Edit Version/4:35)がラジオで放送された。 ニューオフィシャルシングルと紹介される。(S)
しかし、後日E・トランクによって全部嘘だった事が証明された。

2008/11/17 第2弾シングルとしてラジオでオンエアー

2008/12 ロン、ベターを弾く(Youtube)@ Gibson, Berlin

2009/1/22 メタリカのラーズ、ガンズのPVにゴー・サイン
メタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒ(Dr)の映像使用許可が下りないため、ガンズ・アンド・ローゼズのトラック「Better」のプロモーション・ビデオのリリースが遅れているともいわれたが、ラーズはこの噂を否定。彼はすでに承諾しており、「ガンズのPVに出たい」とさえ考えているそうだ。 彼は、『Rolling Stone』誌のインタヴューでこう話した。「話をもらってすぐにクリップ(の使用)を承諾したよ…。どこから(自分が許可しなかったという)噂が流れたのかわからない」「ガンズのビデオに出たいよ。アルバム(『Chinese Democracy』)で1番好きな曲なんだ。サイコーなトラックだと思うよ」 「ビデオが公開されるのが楽しみだ。コンサートのバック・ステージで俺とアクセルがハグしてるシーンがあるんだ。それに許可を出したんだよ。最終カットに残ってればいいんだが」
「Better」のPVはクリスマスには公開される予定だったものの、いまだ実現していない。この件に対しアクセルのパーソナル・アシスタントが、ガンズのメッセージ・ボードに「ラーズにOKを出すよう言ってくれ、そしたら完成だ」と書き込んだため、ラーズが責められる羽目となった。バンド側はその後直ちに「ラーズは何も保留していない。メッセージ・ボードのコメントは、軽い遊びのノリだった」との声明を発表したが、後の祭りだった。 (Ako Suzuki, London/BARKS

5. If The World(イフ・ザ・ワールド)

曲名は公式HPに掲載(後に削除)されたジョージ・チンによるセットリストの写真から(2006/10/31)

2008/6/18 4:59のスタジオバージョンがリークされた。
R&B風の曲、「♪もしも世界が今日終ったら…」

2008/10 映画『ボディ・オブ・ライズ』のエンディングに「イフ・ザ・ワールド」が起用された。

MPC2000(ドラムマシーン使用)

6. There Was A Time (ゼア・ワズ・ア・タイム)

2006/2/18 リーク(6:01/6:43も有/インスト(6:42)もリークされた)
2006/5/12のライブで披露、イントロが少し変わっている。

TWATはCUNTの方言で女性性器を意味するそう

フォーラムではもっぱらアクセルの前恋人、 ステファニー・セイモアとの関係についての歌と騒がれていたが…

2007/5/6 スタジオヴァージョン(6:46)リーク(
S)

−ヴォーカルで一番うまくいったと思う部分は?
「TWATの終わりの部分、CITRのバックグラウンド・ヴォーカル」
(2008/12/13 アクセル Q&A)

−TWATでギターワークのどの部分があなたの部分?
「俺はセカンド・ヴァースのロビンのをちょっと書いた。常に他のギターたちの間を縫うように通っているのがごくわずかにあるよ。 終わりまでずっと、基本的なパワーコードは当初は俺のものだ。バケットのソロの前のアウトロの一方で、 ロビンのリフのすぐ前の最終ヴォーカルメロディの基礎を形成した部分のようなゴーストがあるし、最後まで残ってるし、 ほんの少し編みこまれた小さいオーバーダブされた部分がたくさんあるし、部分をくみたてた。」(アクセル 2008/12/14 CD.COM)

MPC2000(ドラムマシーン使用)

7. Catcher In The Rye (キャッチャー・イン・ザ・ライ)

タイトルはJ.D.サリンジャーのキャッチャー・イン・ザ・ライから/参考ページ
2006/2/25 リーク(0:09)→2006/3/1 リーク(5:37)。リークされたデモ音源は尻切れ。

ブライアン・メイ、この曲への参加を認める(BARKS-2006/3/2 )
「そう、“Catcher In The Rye”はいい曲だよ。リークされてるのを知って、ちょっと驚いたよ。 何年も前なのに……。一体、誰がリークしたんだろ?  そう、僕がギターを弾いたんだよ。アクセルとプレイするためだけにLAへ飛んだんだ」 「興味深く、見守ってるよ。あの曲は大好きなんだ。今でも新鮮だよ……。 まず最初に、あのヴォーカルに度肝を抜かれるよ。 僕たちが長い間、恋しがってたものだ。アクセルは、最高だよ」

ブライアン・メイ、ガンズの新作にガッカリ(BARKS-2008/11/7 )
「そうか…、(メイのパートがカットされたことを)知らなかったよ! ありがとう。そう、残念だな。結構、力入れてたし、誇りに思ってたから。でも、アクセルがいまのメンバーを反映したアルバムにしたいと考えたなら、理解はできる」

−なぜブライアン・メイがいないのか?
「いくつか理由があるんだ、どれもたいしたことではなく、確かに悪意ではなくまた軽んじているわけでもない。
最初に断っておくと、皆がその曲を気に入ってくれたことはわかったが、我々がガンズで進行したあと、ブライアンの評価が 本当に公的に大挙して現れたんだ。実際多くは心配するようなものでもないし、ほとんどのコメントが彼らの意見では スラッシュがここにいなければならない理由に向けられたものだった。
ブライアンのソロ自身は俺のお気に入りだしロックレジェンドとしてなぜ彼がその時正しく評価されなかったのか理解できなかった。
実際には今言及されているその感覚と感情の全てがショーンと俺と 一つのヴァージョンにそれらの要素を確かなものにするためにブライアンの別の進行、ヴァージョン、練習進行等から選んだパーツがあったんだ。
それは完全に ある特定のブライアンが捨てたテイクの音あたりを基本とした編集から作り上げられた。それと ブライアンは公的に少なくともそれについて少し熱が入ったように見えるけれども、 運悪く、そのときは我々の作品にまったく満足しなかったんだ。 俺はブライアンが俺の左側に立っているのを見たのを覚えているよ、スタジオの大きなスピーカーをにらんで、『だけど、それは僕の演奏したのじゃないよ』 とちょっとびっくりしながら言ったのをね。
ショーン・ビーヴァンと俺はどんなことでもブライアンを困らせるようなことはしなかった、俺達はすることをしてそれから 挑戦したんだ、自分達の決定に従い最善を尽くそうと。」
(アクセル 12/12 MYGNR Q&A)

−7曲目にしたのは意図的に?
「番号は偶然だが、順序は意図的だ」
−"How a body took a body and gave that boy a gun"は何を意味するのか?
「以前から理由なき殺人を引き起こすのを助長すると思われていた本の中の一文だ」
−なぜこの本(ライ麦畑でつかまえて)をチャイニーズ・デモクラシーで選択したのか?
「よろしい、実際のところこれ以前にはそれを一度もこんな風に言葉に置き換えようとしたことは無かったし、 たぶん誰かとトラブルになるだろうがやってみよう… チャップマンのドキュメンタリーかA&E(HP)タイプの番組を見つつ レノンと彼の家族に何かを書きたいと思いながら、ピアノが始まった。
本に関してはホールデン・コールフィールド症候群といったものへの魅惑と好奇心や、おそらくその本で 明らかに特定の傷つきやすい人々がとても熱狂的になったり、無法な大衆攻撃や暴力行為に頼ったりするようになるだろうということなどから、 それは始まったんだ。 それとその質問がほとんどレノンの死に関している…なぜだ?
それらの回答があるとは言えないが、結局、彼が殺害された夜からずっと、またはじめてエルトン・ジョンとバーニー・トゥーピンの曲 エンプティ・ガーデン(EMPTY GARDEN (HEY HEY JOHNNY)-1982年の作品『ジャンプ・アップ』に収録)を聴いてからもずっと、 俺は自分達の曲がジョン・レノンへの心を込めた敬意を払うことになると感じている。
本を読んだ。深く暗い眠りに落ちた。スタジオに行き、頭のてっぺんからホールデンの部分を切り離し、 俺が引用した部分を冗談で歌ってみた、でその時感じたのは少なくとも俺の見方では型と流れの考え方に気づいたが、 テレビ局が出て行って、少しだけ戻ってきたみたいに壊されていた、もちろん断続的にだし意味をなしていないんだが。
どこで、この不安が、正当化されることや、 どういうわけか必要だとあなたの心が感じた人やこの不安の根本と疎外感に対して その行動を引き起こす力を感じたり、行動をおこすことを要求したりすることさえ手助けするのか。 穏やかな超現実に伴っていた、ほとんどの宗教的な(だが完全に狂っている)バイブが 俺が思うに限られた能力や危険性を有することを経験することだとしたら、 もしくは精神的に、そして感情的になんらかの方法で挑戦させられるならば、 慰めの間違った感覚を見つけることができただろう、 そして何タイプかの薬や医学でなるような安らぎをえられる、 しかし想像される叫びや目的の間違った感覚が完全に付け加えられたものとともに。
たしかにそうなるだろう、そして非常によく頻繁に何人かの個々の現実世界や経験しなければならないことや 彼らの本当の現実のよりはっきりした展望とともに生きることより、気持ちよく感じるだろう…
その全てがもちろん想起されるだろう、そして レノンの殺害のような事件とともに引っかかってくるだろう、 本を読んだり、誰かがおかしくなることについての曲を書きたくなったり、 ジョン・レノン、チャップマン、人が人を撃ったり、メル・ギブソンの陰謀のセオリー (主人公は既に何冊もの『ライ麦畑でつかまえて』の本を持っているにも関わらず、 時々この本を買わずにはいられなくなる。云々/Wikipedia)を見たり!
そして俺が劇的な方法ではなくもっとディナーテーブルを拭き取るように家に帰ったとき、俺は自分の本を捨てた。 どれが本当で何のことについてかはわからないが、それが俺をうちのめし そして曲の基礎としたインスタントケーキみたいなものってわけだ。
(スティーブン・キングの)ザ・スタンドスキャナーダークリー、 The Mutant King、ゾディアックメアリー・シェリーのフランケンシュタイン (2008/12/13 アクセル CD.COM Q&A)

−本はどれくらい基礎になってる?
「俺にとってその曲は時々ホールデン・コールフィールド症候群と呼ばれるものに触発されたんだ。 俺はその文書が、歪められた思考方法と、よりよい言葉がないために、どうにか、ちょっとより傷つきやすいかもしれない奴を 再計画できた主人公について考えることでどう構築するかという可能性を感じた、 そしてそこになるかもしれないものに行くことやそのヴァースの間に幾分近づく自分自身を許そうとした。 俺はほとんどそれらの行を、発散するように、鬱憤を晴らすように、ユーモアや どんなに他の奴らが真剣に自分の心に生きているかもしれないところの娯楽として楽しめるように考えた。
ソロの前のブリッジは施設に収容された心の芸術的な解釈だ。 アウトロはレノンへの追悼と俺が感じたものは全くのゴミだという著者への告発だ。 そして俺はそれが学校の必読書として続けられるのをやめるべきだということにまったく心から賛成する。 それが俺の捉え方だ。俺は完全に間違っているかもしれない、 俺は気づいたんだ、その曲とタイトルが次の貧弱な魂が本を読んで、 不幸な声明を作り出すのを引き起こすような感じをもっていると。 だから俺が思うキャッチがあるんだ。
俺が焦点に追いついた時、大金をドキュメンタリーを作るのに使いたがっているイマジンの監督から電話をもらった、 男は俺のところに、レノンと連続殺人犯等についての変な小包を送ってきた、そして ウェブは俺のことをサリンジャーと呼び始めた、誰も俺が書いていることを知らずに。 俺は少なくとも1曲はまともなトラックなんだなと判断した。」(2008/12/14 CD.COM Q&A)


2008/12/14 アクセル…(brianmay.com
「ええと、沢山の人が僕とアクセルのことについて尋ねてくるんだ。
まったく単純なことだよほんとに…アクセルは自分のレコードを作ってる、そして彼は自分のやりたいことは何でもできるんだ! もう何年もずっと僕は彼の大ファンなんだ!
すいぶん前のことだよ、時の彼方に薄らいでいきそうだよ、僕には…僕は正確には ショーン・ビーヴァンがやった"伴奏"の不承認については覚えてないんだが、覚えているのは実際彼と僕自身が伴奏したってこと。 もちろん、すぐその後、ショーンはプロジェクトから外された、僕は言わなければならないけれども、その時はそのトラックは全体的に 凄くよく聞こえていたと思うんだ。公にリークされたヴァージョンがどこから漏れたのか僕には定かじゃないんだが。 僕は自分のラフミックスを所有している、必要に応じて更なるものに取り組む目的のためにその時に収録したのをね、 だけど僕以外は聴いてないよ。それらは完全に個人的に所有しているんだ、それがプロのやり方だしね。 実際のところ3曲で演奏した。
台本というものは民間伝承が潤色されるように思われるものとはとても異なるものだ。
だからたぶん僕が何か言うべきなんだろう…
起こった事は、僕が覚えているのは、こういうことだ。 ガンズとツアーし、とてもいい関係にあった、彼らは必要以上に僕にとても親切だった、彼らが欧州と米国をツアーしたときの 彼らのサポートアーチストとしてはね。素晴らしい時を過ごした。それに懐かしいウェンブリースタジアムで、フレディーの 追悼コンサートにガンズがゲスト出演したこともみんな思い出すだろう。 彼らはディランの『天国の扉』で素晴らしい仕事をしたよ、それに彼らは生録音の全ての収益を新設された マーキューリー・フェニックス基金(HP)に寄付したんだ− それはガンズがアンチ・ゲイであったことを非難する者への良い回答だよ。
さて、しばらくして、アクセルが電話で僕を呼び出した、出し抜けに、そしてアルバムのそのトラックでギターをどうするか 迷っている感じだと話してくれた、で2、3日LAに来て見てもらえないかどうか頼まれた。 その考えは僕がバンドの一員になるということではなかった!僕にとっては友達として入ってくれないかということで、 僕にできることをそのプロジェクトに与えてくれということだった、客観的な外側の意見として、また同じくちょっとギターを弾いて くれみたいな。それはとても楽しそうだねと答えた。飛行機を予約してくれて、2、3日後に到着した。 面白かったよ。アクセルが自宅からスタジオにやって来て、彼は自宅のスタジオで平行して別の曲を作業してた、それで、 ショーンと、20曲ほど僕とやってみた…すごく沢山ほとんど全てのアルバムがその時点で示されていた。 沢山聴く時間があったよ!でも全てが魅力的だった。僕のコメントは主に批評、それと再保証、それにすでにそこにあった ギターのほとんどが気にいったということだった、しかし僕には強い”producorial”な感覚があったのを覚えている、 アクセルの素晴らしいヴォーカルが多すぎるギター装飾に沈まないように確認することについて。
それからいくつかギターを弾いた…ショーンと作業しながら。2、3日に渡って、そこに行き、1日の大部分をそこで費やし、 色んなトラックで試してみた。アクセルは実際はその場にはいなかった、ショーンに僕達が毎晩やっていた事のラフミックスを 始めさせたり、鑑識眼のあるコメントを送り返しながら。それから僕は帰ったんだ!
あ、僕達はアクセルの自宅でディナーを頂きながら素敵な夕べをすごしたよ、2、3人の友達とレコード会社の人達と、 その間アクセルはまだアルバムになってない全ての曲を皆に演奏してた…彼が別れて作業していたやつを。 それは明らかにすでに巨大なプロジェクトだった。
自分の中では、人生の些細な一部分を与えたんだ、なんの見返りも考えずに、 そのアルバムプロジェクトの旅にほんのちょっと助けとなったという感覚を除いてね。 支払いも要求しなかったし、クレジットさえも、それに彼らが僕の作業を使わなければならないかどうかについても 一切制約を設けなかった。
その結果については全く落ち着いてるよ。常にそうだった、それにアクセルが今自由だと感じて欲しいと思ってる、 彼の代表作の最終的な出現によってね、進むことだ、僕達皆が彼に望むところから抜け出してもどるんだ、 世界中をロックしながら。」(2008/12/14 ブライアン・メイの日記から部分)

10. Sorry (ソーリー)

アクセル邸でのパーティ(2006/9/23のライブ後)でアルバム全曲を聴いた、バズがもらした曲名。
2006/10/20発売のローリング・ストーン誌(
S)に掲載されている記事から(S
「ドゥーム・メタルのような曲、スロウなビートにクリーンな歌声」

2007/8/17 バズがインタビューでこの曲のコーラスに参加した事を語る。
「基本的に、俺とアクセルのコラボは、彼が去年(2006)の12月に俺に歌ってくれと依頼したときから始まったんだ…。 俺は彼の家にいて、彼は新しいチャイデモのアルバムをかけてくれた−実際1枚以上、4枚はあったような− 彼は「ソーリー」っていう曲をかけてくれた。凄くヘビーで、粉砕するようなリフで、俺達は集まって楽しんでた、 それで俺はこの曲のコーラスで高音のハーモニーを歌い始めたんだ。そしたら彼が夢中になって「それ凄くいいな」ってなったんだ。 彼が「レコードでそれを歌って欲しいな」ってなった。それで(2007年の)1月にElectric Lady[NYにあるスタジオ/HP] に行って、この曲“Sorry”のコーラスを歌ったんだ。それはホントに、本当に素晴らしいものになったよ。」
セバスチャン・バック (S

−なぜ"But I don't want to do it"の一節をあの声質で歌おうと決めたのか?
「気に入ってるからだよ、完全にあの曲にはまってると思うし、ちょっとレゲェ等もあり、個人的にとても面白いんだ。」(アクセル 2008/12/14 CD.COM)

11. I.R.S. (アイ・アール・エス)

2003年、マイク・ピアッツァによりリークされた(S)
2006/2/16(フルバージョンリーク 4:16)、インストもリーク。

Tax evasion(脱税)の歌、とライブで語るアクセル(2006/5/27)
2006のライブで初披露される。間奏部分では飛び跳ねるアクセルがよく見れた

2007/5/4 スタジオヴァージョン(4:36)がリークされた。
MPC2000(ドラムマシーン使用)

13. This I Love (ディス・アイ・ラブ)

2008/10/30 流出。

1998年、アクセルはロビン・ウィリアムズ主演の映画「奇蹟の輝き」(
DVD/サントラ)のサントラにこの曲を提供し沈黙を破る予定だった。 音楽スーパーバイザーのDawn Solerによれば、アクセルは「この映画が気に入っていた」「そのためにその曲を書いた」とのこと。
(Classic Rock Magazine2009年1月号)

−今でもTILがあなたが書いた曲で一番ヘビーだと思いますか?それとも他に?
「今でもそうだな、例えばブリッジを入れるといった何の考えもなく何かを作曲するという究極的に素晴らしい癒しの経験だ。 それらがとても支配的になるべきだというのと同じくギターとヴォーカルが配置されているということに俺がもうほとんど 気づいていることよりもはるかに複雑なんだ。 俺が当初持っていた主なストリングスのメロディーはヒップホップループと同様に書かれていた。」
(アクセル 2008/12/14 CD.COM)

14. Prostitute (プロスティチュート)

ジョージ・チンによるセットリストの写真から(2006/10/31)
2008/6/18 6:24のスタジオバージョンがリークされた。

アクセルは何度もこの曲のイントロを2007年他のライブでノーヴェンバー・レインの前にピアノで弾いていた。

−音楽的に最も気に入ってる部分は?
「プロスティチュートの最後のヴァースの始まり部分のバケットのブルース・フィルとアウトロでの彼のEventide部分、 ベターのブリッジでのギター、TWATでのロビンのソロ」
(アクセル 2008/12/14 CD.COM)

--. Atlas Shrugged (アトラス・シュラッジド)

2007/5/24 Classic Rock 2007年7月号に掲載された曲名
“another track featuring the signature guitar of Brian May”と記され、Classic Rockの編集部員は聴いた、と書かれている。

肩をすくめるアトラス」(原題“Atlas Shrugged”Ayn Rand(アイン・ランド)著)という同名タイトルの小説が出版されている。 (参考ページ

「曲は本とあんまり関係ないんだ、君が信じている事をしようとするってところと肩がそんなに広がらないっていう一文以外は」 (2008/12/12 MYGNRのQ&Aで答えるアクセル)

−ブライアン・メイはアトラス〜に参加してる?
「たぶんオルタネートかちょっとだけ、そのトラックではレコーディングの問題でもっとやることがあるし、いいレベルまでミックスが進んでるよ」(アクセル 2008/12/14 CD.COM)